雌岡山(めっこさん)は 頂上に神出神社があります

 
 

雌岡山(めっこさん)

 
写真: 雌岡山の展望台から

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雌岡山(めっこさん)と金棒池

 
 

雌岡山全景と金棒池

(探訪隊が訪れた平成25年2月19日は雪がふり、見通しが悪かったが正面に雌岡山、手前に金棒池があります。)

 
 
 
 

雌岡山(めっこさん)は女牛から

神出の東方にある二つの山は西の方から眺めると、二つのコブのように見えます。 海上から眺めても、可愛らしい子牛の角(つの)のように見えます。 昔、むかし、海上の猟師たちもこの山を見て、帰りの方向を定めていました。

昔は、子牛のことを「ベゴ」と言いましたから、この二つの山に男牛(おご)、女牛(めご)とつけました。 向かって右にあるほうを男牛山、左側を女牛山としました。

西暦700年ごろになると、大陸から多くの文化がやって来ました。 このころには漢字という文字が、広く使われるようになっておりましたので、それまでの王様に天皇の名前をつけました。 神様にも名前をつけました。

男牛山・女牛山から雄岡山・雌岡山への転進

男牛山(おごさん)、女牛山(めごさん)は言いにくいので「っ」といれて「おっごさん」、「めっごさん」と言いましたが、またまた、言葉ににごりが出ていて言いにくいので、だんだんと「おっこさん」、「めっこさん」と言うようになりました。 そして、発音の通り漢字が割り振られて「雄岡山」、「雌岡山」と書くようになりました。  今の漢字で雄岡山(おっこさん)、そして雌岡山(めっこさん)となるまで永い年月がかかりました。 いつから、このようになったのか、分かっていません。

金棒池(かなぼういけ)の伝説

雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)の谷間に金棒池(かなぼういけ)という大きな池があります。 池の中に二つの島があります。  むかし、むかし、海の向こうから巨人がやって来て、遠くから二つの山を見つけました。 子牛の角のような可愛らしい2つの山を見て、自分の庭におきたいと思いました。

のっし、のっしと歩いてきた巨人は、持っていた金棒を山の横っ腹に、ぶすりぶすりと突き刺しました。 金棒の下に肩を入れ、二つの山をかついで帰ろうとしましたが、山はびくともしませんでした。 巨人はありったけの力を込めて、山を持ち上げました。 その時、太い金棒がポキリと折れて、金棒がドシンと地面に落ちました。 落ちた地面がへこんで、池になりました。 巨人の足型が島として残りました。

【神出むかし物語】から朗読を聴いてください。 こちらからクリック

雌岡山(めっこさん)の高さは

昔の書物の中では、「高い方が雄岡山」、低い方が「雌岡山」となっています。 しかしながら、事実はこの逆なのです。 雄岡山は標高241メートルで、雌岡山は標高249メータです。

 
 
 
 
 

雄岡山(おっこさん)と雌岡山の谷間

雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)の谷間に入ると湿地帯。 この地帯は稲作が数千年にわたって行われきたところです。

気が付きましたら、あちこちに「池」があることです。 これらは、稲作に必要な「水」を確保するために人口的に作られた「人口池」です。

この湿地帯から眺めた雌岡山(めっこさん)、春になると芽吹くまだ硬い「芽」がありました。(上の写真)

金棒池から流れて来た水が不思議な「ブルー」の色になっていました。 (下の写真)

   
 
 
 
 
 

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